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霞町 すゑとみ @ 西麻布
今週末で、本当に、二人でゆっくり食事をするのもしばらくはお預けになるか。。。

最後、ちゃんと美味しいものを食べに出かけよう。

禁アルコール生活中なのでフレンチ・イタリアンが候補から外れるとなると、最後に(?)食べておきたいのはやっぱり本当に美味しい和食。

しかし、前回の大失敗のおかげで、お店を選ぶのに全く自信が無くなってしまって、また失敗したら嫌だなぁと思い、味とお店の雰囲気が分かっているところにしようと思ったのですが・・・、例によって予約を入れるのが直前なので、喜作のランチは一杯で、和門は週末は夜のみということで、土日の夜の外出は避けたい今、十番から出て、西麻布まで足を延ばすことに。

本日は、西麻布交差点から少し入った、霞町 すゑとみ へランチを頂きに伺いました。

こちらは、評判が良ささそうで、前から来たかったのだけれど、夜の割烹って、思いつきで伺うには敷居が高いイメージでなかなか来られず、やっと伺う事が出来ました。

カウンター10席と個室一つのこじんまりとしたお店です。
水回りや厨房も非常にコンパクトながら、親方のすえとみさん、板前さん他2名、女性2名で忙しそうに切り盛りされていました。親方の、控えめながら真摯な仕事ぶりがうかがえるカウンター席は良いです。
我々が選んで座ったのが一番奥の席だったので、厨房の奥のやりとりが見えてしまうのですが、これは、気になる人は気になるかも知れませんが、むしろ、ちょっと忙しそうな慌しさがなんだかほほえましい感じ。

さて、今回は一応、こうした食事もしばらくは無いだろうし、ちょっと奮発して一万円のコースをお願いしました。


本日頂いたお食事。

先付けは、鯛、菊の花、いくらのジュレがけ。
味も香りも良くて、器も素晴らしい。
始まりから、胸の高鳴りが違う。

茗荷飯蒸し。
むっちりとしたもち米にほのかに香る茗荷が上品。

八寸は、ぐじの揚げ物、揚げ銀杏、お芋、無花果の甘味噌がけ。
ぐじの揚げ物は竜田揚げ風で、これが旨い。旨すぎる・・・。
トロトロの無花果と甘味噌の組み合わせも美味。

鮑のお椀。
親方がものすごい立派な鮑に包丁を入れているのを見ていて、あれは誰の何のお皿になるのだろうー、良いなぁー、と思っていたら、ここで出て来ました。
お椀の具が鮑。美味しくないはずが無いです。
他の調味料を抑えて、鮑の旨み引き立つ、素晴らしいお椀でした。


ここで、焼物の選択。
のどぐろの塩焼きか、ぐじの兜焼きです。もう、究極の選択ですが、私はのどぐろ、主人は兜焼きを


焼物が出来上がるまでの間、さらにお皿は続きます。


雲丹と岩海苔。
そういえば、今年は美味しい雲丹を食べていなかった。ここで頂けて良かった・・・。
少しだけ山葵を載せていただきます。あぁ、お酒が欲しいよぅ・・・。


なすと鰊の炊き合わせ。
なすがこんなに美味しいなんて!ちょっと意地汚いのですが、あまりに美味しかったので、お出汁まで残さず頂いてしまいました。


酢の物は、穴子、茸、菊の花添え。
出汁の中にわずかな酸味を感じる、今まで頂い事の無い酢の物。


先ほど選んだ、のどぐろの塩焼きがやってきました。
見た目的には、兜焼きには負けるけれど、口に含むと立場逆転。
のどぐろって美味しいのだけれど、なかなか出会う事が無くて、これで2度目かな?
今までのお料理からすると、意外に感じられる程しっかり振られた塩が、旨みと脂の乗り切ったのどぐろを〆ているような、もう、最高の焼物でした。


そして、土鍋で炊かれた鯛飯には実山椒いりで、お好みでいくらを乗せて。
さっぱり目に炊かれたご飯は、一見、地味です。
なのだけれども、口に入れた瞬間に、「そういうことですか」と唸ってしまう。
鯛の旨みがしっかり出ていて、時々実山椒がピリリとする。このバランスが素敵。
いくらを乗せると、さっぱりした食感から濃厚な味わいに、2度楽しめます。
しっかりおかわりをして、最後のお焦げまでいただきました。
幸せ・・・。


おしんことお味噌汁。
こちらは、焼物でぐじの兜焼きを頼んだ主人には、梅干を落とした兜汁に仕立ててくれました。
主人はこの兜汁にいたく感激しておりました。


最後は、水菓子。
もも、ぶどう、どちらも、熟れたというよりは、若い爽やかな甘み。
季節ものはやはり美味しい。


もう9月も終わりに近づいていますが、全般的に夏の名残りを感じる品々だったでしょうか。
すえとみさんによると、今年は秋の食材が出回るのが一カ月程後ろ倒しになっているようです。
松茸なんて、とんでもない高価格で取引をされているようで、旬を先取りして季節感を出したいお店にとっては痛手の様です。


しかししかし、すべてのお料理の完成度が高くて、奥ゆかしくも、忘れがたい味ばかり。

参りました。
メロメロです。
写真に残せないのが残念なくらい、お手入れされていて清潔感漂うカウンターも、質の高いお料理を引き立てる器も本当に素敵でした。

他にも好きな和食割烹のお店はあるけれど、私の中では、こちらのお料理の完成度の高さと上品さ、そしてCPの面でも、それらをあっさり超えてしまった感じです。
正直、本家わけとく山の夜よりも満足度高し、でした。

なぜもっと早く、余計なお店で怒って遠回りして、ここに来なかったのか。
時間もお金も勿体無かったよ。


次は何時行けるのかな・・・悲しいけれどしばらくは難しいだろうなぁ。。。
けれど、必ず再訪したいお店。

ちなみに、ランチは現金会計のみです。

満たされました。

御馳走様でした。


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ありえない店 : すし屋のまつ勘 @ 麻布十番
この1~2週間ほど、お鮨が食べたいなーと思う事数度。

でも、敷居が高すぎず、お忍び系でも無くて、年に数回だけ頑張って行くようなお鮨屋さんではない、普通の近所のお鮨屋さんが良くて。

出産まで残すところあと10日ちょっと。
主人と二人で出歩くのもしばらくはお預けになるので、一本電話を入れてみると二人で入れると言うので、行ってみました、すし屋のまつ勘。




結果は、最悪。

数年ぶりに、行った事を後悔した店。

あまりのありえなさに、最後まで食す気になれず、途中で〆てもらって出て来てしまいました。




店内は、休日の昼間ですが、家族連れ、外国人などで、ほぼ満席。
食事を終えて帰るお客さんがいれば、すぐにそのあとの席が埋まる、という感じ。
なかなかの人気店の様ですが。
時間帯が時間帯だし、子供がバタバタと騒がしいのも、場所柄、外国人観光客がちょっと不思議な行動をするのも、店側にはお客さんを選ぶ余地はほぼないと思うので、これは仕方ないだろうと思う。

ただ、なんでこんなに居心地が悪いのだろうと、入ってすぐから思っていた。
同じ事を主人も感じていた様で。

まずは、給仕の年配の女性が、客商売分かってるのかな?という位、空気が読めていない。
お茶を代えてくれるのは良いけれど、私と主人が割とぴったり座っている(別にいちゃついている訳ではなく。席間隔が狭いが故、他のお客さんとの間を少しでも空けようと思うと、主人とほぼくっつく感じ。)、その間から、にょきっと日に焼けた野太い手を伸ばして、空いた皿を下げてゆくか?
人の肩に触れてまで、客を押しのけてまで、早く皿を下げたいのか?
給仕が客の体に触れない、客の会話の途中に無理やり割り込まない、って最低限の給仕マナーですよ。
回転寿司のバイトだって、もう少しお品が良いのでは?
・・・どうにかしてくれ・・・。

でもね、我慢していました。


私はお酒は飲めないけれど、主人が日本酒をもらったので、一緒につまみを少し。
毛蟹、煮だこ、焼きハマ、あん肝。
特に際立つものがある訳でも洗練されている訳ではないが、この手の鮨屋の普通のレベルか。
ただ、作り置きのものがベルトコンベア式に次々出てくるのではなくて、こちらの好みを少しでも聞いてくれたり、「今日○○で良いものが入ってるのでどうですか?」位聞いてくると思うのですが、普通なら。

でもね、我慢していました、我々、勝手の分からない一見の客ですし。


ただ、このまま何も言わないとツマミばかり出て来てしまいそうなので、そろそろ握ってもらうことに。
ひとまず、ランチ握りを握ってもらって、そのあとお好みで幾つか頂くつもりで、まずは3500円の握りをお願い。
お店に入った時から、ガチャガチャとせわしない感じを受けたので、「ゆっくり目に握ってください」ってお願いしたのですが。

出て来たのは、大トロ、平目、中トロ(多分)。

これがもう、一貫食べ終えるとすぐさま次の握りが置かれる。
ほんの3分前にゆっくり握ってくれってお願いしたのを忘れているのですかね?という早さ。
落ち着いて味わう間もなく、急かされているようで、気分が悪い。

更に、3カン目の中トロ(多分)を置かれたときに「はいどうぞー」って、ネタの名前も言わず、ぽーんと置かれまして。
中トロ位、日本人なら見りゃわかるでしょ、って事なのかも知れませんが。
別に「○○の鮪で、今朝届いたもので・・・」とか薀蓄を述べてほしいとか、思ってもいないし、期待もしてませんが。
どんなレストランでも、手元にお品書が無いのなら料理の名前位は言うでしょう。
特に、今回はお好みで握ってもらっている訳ではないので、こちらは次にどんなネタが出てくるのか分からずに待っているのですし。
しかも「はいどうぞー」って、客に対する態度ですか。気さくな接客と、無礼なのは違いますぞ、お若い板前さんよ。


私は、レストランでお金を払うからと言って横柄にする客は大嫌いだし、どんなに若くても、尊敬に値する腕がよくて人柄の良い料理人・板前は沢山いるので、別に、鮨屋で大将に握ってもらわなくても、気持ちよく頂ければ、本当に満足出来るのですが。
そして、私の目の前に置かれた握りも、真中がちょっとくぼんで型崩れしていて、決して美しい、職人の握りという感じでも無く。
やっつけ仕事にも程があるでしょう。
と、思って、嫌な気分になっていたら、主人も我慢の限界だったようで。
「ここで〆て、会計して」と。


その、お会計だって、なかなか立派な物ですよ、決して安くない。
むしろ、食事と接客のトータルを考えると高いと思えてしまった。

このお会計を客から取れるだけの、仕事をしていると思っているのだろうか。
店の看板があるから、君の握りを食べる客がいるのだよ。
何か勘違いしているのではないか。

この値段払うなら、もっとまっとうな仕事をする鮨屋はいくらでもあるよ。
逆に、この半分の値段でやっている、小さな家族経営のお鮨屋さんでも、もっと気持ちの良い店もいくらでもある。


我々が、一見の客だからですかね?

お好みでなく、ランチ握りを頼んだから?

セット物を頼む、大金を落とさなさそうな客ならぞんざいな態度でも良いと?

我々が席を立つときにもその板前は「ありがとうございました」の一言も言わず。
(接客業なら義理でも言うかなと思って様子を見ていたのですが、無しでしたね。ちゃんと、見てますから、そういうところ。)
最後まで失礼極まりない。


そして、こういう板前を一人前として、店に出す、店側の教育を疑ってしまう。


店を出るときに、給仕の女性は一応(主人が明らかに怒っていたので)「済みません」って言ってたけど、きっと我々がなぜ不快になったのか理由は分かっていないだろう。

そして、ここは、クレジットカード決済をすると客側に5%のチャージが乗ります。
こういうのって、アリなのかしら。
なら、現金決済のみにすればいいのにね。


お金を払って、こんなにも不愉快な思いをしなくてはならないとは。


前回のお寿司が、人形町の喜寿司で、とても幸福な時間を過ごしたものだから、余計にがっかりしたのだろうが。
名店喜寿司と比べるのも喜寿司に申し訳ないが、あれだけの名店だって、凛とした大将は手元に見とれる位素晴らしい仕事ぶりで、それでいてまったく横柄ではなく気持ち良いくらい爽やかなのに。


腕も接客技術もなっとらんのに、態度とお値段だけは一人前ということですか。


折角、主人が「もう出産前の外食も本当に数えるきりだりだから」と、連れ出してくれたのに。
そう思うととても悲しいし、がっかりを通りこして本気で腹立たしい。
新規開拓などせず、大人しく、喜作か和門に伺っておけばよかったと激しく後悔。


二度と行かないどころか、思い出すだけで不愉快度満点なお店、それが、「すし屋のまつ勘」。


ありえないくらい、最低でした。

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