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北海道旅行 Vol.7 稚内めぐり
稚内ではドーミーイン稚内というビジネスホテルにチェックイン
去年秋にオープンしたてだという館内は至極綺麗で、まるで、新築のワンルームマンションの様

部屋に荷物を置き、身軽になると、少しばかり市内を歩いたのだが、稚内はサハリンへの玄関口になっているだけあって、街中は英語ではなく、ロシア語併記
当然だが全く読めず

そして
頬や鼻がチクチクしてくるような寒さの中で、10分前後で限界が近くなって来た私は、市内観光よりも暖をとりくなってしまった

ホテルの最上階には小さいながらも温泉もあり、宿泊客も少ない時期のようで温泉独り占め出来るのは、ほんの少し外を歩くだけで、顔がしもやけのように真っ赤になってしまう私にはありがたい
全く、雪国生まれとは思えないくらい寒さに弱い私と対照的に、主人は寒さに強い
彼曰く、彼の過ごしたニューヨーク州の田舎町の冬と比べれば、マイナス10度前後の市街地の寒さは、まだまだたいしたこと無い、らしい
私は真冬のニューヨーク州では生き抜けないかもしれない

外を長く歩くと湯冷めしてしまいそうだったので、ホテルの目の前にあるお寿司屋さんへ入り
なぜかお寿司屋さんらしからぬオーダーをしてしまった
鰊の自家製漬物


具がリッチな太巻き
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ほっけ
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このほっけも美味しかったのだが・・・
この後に数貫の握りを頂いたのだが、今思えばはじめから握り中心に頂けばよかったな・・・

なんとなく、食べて飲んだ、という気分で最後の晩餐終了
それでも、ここでは、日本酒片手に、かねてより主人に相談がてら話そうと考えていたことも話すことが出来たので良かったのだ


さて翌朝は
羽田へ戻る便までの時間は稚内近郊を回ってみることにしていた

しかし
さすが最北端の町だけあって、網走以上の雪まみれで大変なことになった

家々の前にうずたかく詰まれた雪
その脇で、また降り積もってくる雪を掻き出す人々
雪囲いされた庭の木々

まさに豪雪地帯の生活風景が目の前にあった

道も縁石も雪まみれの道なき道を行き、なんとかのしゃっぷ岬まで辿り着く
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夏だったら礼文島に行ったり、生うにを楽しめるのだろうが・・・、それどころではない
なんとか外に出て記念撮影した後で、本当の記念撮影スポットは此処ではないと気付くが・・・雪だらけで何がなんだか、という感じだったので、あと数十メートルのところで諦める

そして
どうしてもどうしても
何が何でも蟹が食べたい、という御父様へのお土産探しに稚内港近くへ
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マリンギフトショップにてお土産を購入
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卵をたっぷり抱えたぼたん海老
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このほかにもいくら、昆布など大量に買い込んだ
近くだったらもっともっと買って来たかった位、魅力的な品揃えだった

そしてシーズンではないと分かってはいたのだが、マリンギフトショップとつながった、ショッピングセンター内で親子丼を頂く
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ところで
センター内で上映されているショートフィルムはサハリンすなわち旧樺太の歩んできた歴史について

言い尽くされたありきたりな事しか表すことが出来ないが
戦争、というか、人間の欲は、人をどこまで残酷に出来るのだろうか

人種や国にかかわらず、人が人でなくなってゆく、狂った団体主義へと導く、洗脳とも言える思想には嫌悪感を感じずには居られない

数々の問題を含んでいるとはいえ、一応、平和な時代のこの国に生きていられることは、それだけでも本当に幸せなことだ
そして、今もあのような、もしくはそれ以上の残酷な時間を過ごさざるを得ない人々が居ることを考えると胸が痛む
人としての尊厳を全く無視されるような苦しみを考えれば、私の悩みなど・・・私は小さい人間だ・・・

過去に起こったことは非常に憎むべき事だが、をそのまま引き摺っているのが良い事とも思われず、サハリンからの観光客も多いだろうし、それが稚内経済の一端を担っているのだろうとも思われ・・・

少し沈鬱な、複雑な気分になった


フライトまであと少しとなったところで
本当の最北端
宗谷岬へ

前日は、網走からの移動で通り過ぎただけだったのだ

お決まりのこの場所へ立ってみる
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あぁ、ここが・・・
というような感慨は、その寒さと吹き付ける雪ゆえに、あまり無い

思うのは、雪の中、地吹雪の中、本当によく走ったなぁ、ということ

あまりの雪で飛ばないのではないかと思われた飛行機も
少しの遅れだけで飛ぶことが出来


無事
御父様に蟹を届けて

ぬんたに再会

やっぱり家に帰ってくると
ほっとする



これにて
冬の道東・道北の旅
おしまい

北海道旅行 Vol.6 網走〜稚内
楽しい時間が過ぎるのは早く、早三日目

目が覚めるとやはり雪が舞っていて
普段は殆ど食べない朝御飯も食欲満点
先日の洋食のブレックファストも素敵だが、お味噌汁に癒されるのは生まれたときから染み付いている習慣なので仕方が無い

この日は網走から稚内までの340キロ程のロングドライブ

一晩のうちに、しっかり雪帽子を被ったぶんぶん号の雪降ろしをホテルの方にも手伝って頂き、ひたすらにオホーツク海沿いを北上する

真っ白としか言いようの無い網走湖

しかしその中でもワカサギ釣りをする人々の小さなテントが・・・
私にはとても無理だが・・・感心する

走っても走っても続くサロマ湖沿いの道
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凍った水面が一部割れて、その上に雪が積り、まるで流氷が流れ着いたような雰囲気すらある

紋別を通りがてら紋別の道の駅にも立ち寄る
流氷が見られるガリンコ号の運行まではあと二日と迫っていたが、若干早かったこの時期に人気は全く無かった
ガリンコ号、ちょっと乗ってみたかった

網走は豪雪だったが、紋別ではきれいな青空がさわやかで、レーシックしたばかりなのにサングラスを忘れた私は目が雪焼けしそうなくらいのまぶしさ
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オコッペ町、オウム町を通過してさらに北へ北へ
決して馬鹿にしている訳ではないのだが、北海道には本州に住む私たちには不思議と思える地名が多くて車内でも話題が尽きなく、楽しい
(因みに、興部町、雄武町と書く。漢字にすると耳で聞く音とは全く違った雰囲気を持つ地名なのだ)

そしてこの日の行程で一番安心して走ることが出来たという雪の無いトンネル内を超えると
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みるみるうちに雪深くなってきて、路面の線は全く見えないので、街頭の高さに表示された矢印を目安に恐る恐る進む
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白んだグレーの空
雨とは違った降り方をする雪
東京では見ることの出来ない木々
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私は、何度も「日本にいる気がしない」と口にした
自分の国に知らない場所がまだまだ沢山ある

刻々と変わる空模様

慣れない雪に振り回されながらも、それが目的の一つだった、楽しい雪道ドライブ

そして、悪天候、悪路面のなか頑張ってくれているドライバーには、半分、五分の二、三分の一と近づいてくる目的地までの距離が支えになる


猿払村に入ると、雪は止み、雲の切れ間から指す陽に心が洗われるようだ

最北端の宗谷岬まであと少し
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宗谷岬を超え
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稚内空港を越えて
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稚内市街へ
北海道旅行 Vol.5 網走湖鶴賀リゾートホテルにて
網走のホテルにチェックインする前に、時間もあるし、少しばかり市内観光でも、と思っていたのだが
北海道に入って一番の雪に見舞われ、それどどころではなくなってしまった

しかも
ぶんぶん号のワイパーはゴムが劣化しているのか不具合なのか、肝心のドライバー席の目の前の通過する部分の雪がぬぐえなくて、中途半端に残った雪が車内の暖房で解けかけては外気の冷たさでみぞれ状に凍ってなおさら視界が悪化する・・・の繰り返し
助手席の私の視界がどれだけクリアになっても意味無いし。。。

このワイパーには最後まで苦しめられた

辿り着いたのは網走湖沿いに建つ 網走湖鶴賀リゾートホテル

リニューアル後間もないロビーでチェックイン



色々なデザイナーズチェアが置かれているコーナーで、以前から欲しがっているイームズのラウンジチェアに腰掛けてみたり、ライブラリーコーナーで別冊太陽の「日本の島々」と、いうような本を借りる
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部屋の窓から眼下に広がるのは、凍った上に雪の降り積もった網走湖
そこは、降り止まない雪の舞う空との見分けもつかない位、一面真っ白

晩御飯までの間に、冷えた先端が芯から温まる温泉へ
ここのホテルでは岩盤浴が男女それぞれの浴場に備えられているので、初岩盤浴でしっかり温まって、体重があまり増えていないことにほっとして部屋へ戻ると、主人は借りてきたハリーポッターを枕に眠っていた
昨日のホテルとはまたは違う、畳の香りにほっとしたのだろうし、慣れない雪道運転にさすがに疲れたのだろう・・・と、部屋に備えてあるサムイの羽織を寒そうな主人の足元に掛ける

私は「日本の島々」を眺めながら、晩御飯までの時間を過ごし

このホテルでは部屋食は行っていないので、バイキングレストランの上にある個室レストランへと向かう
せっかく寒いシーズンに来たのだから蟹が食べたい、という私の希望もあり、蟹御前を
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蟹の内子・蟹しゃぶ・フライ・サラダ・茶碗蒸し・鉄砲汁に至るまで、蟹の入っていないお皿は無い

事前にテーブルに準備されているお刺身にあまり期待はしていなかったの事をわびたくなるくらい美味しいお刺身
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主人の家族は蟹が好きで色々と詳しいのだが、私は結婚するまで蟹を食べる機会はほとんど無かった
今回の旅行で初めて毛蟹・タラバ蟹・ずわい蟹を食べ比べてみてその違いを知る
回転寿司や、瓶詰めの蟹味噌しか知らなかったのだが、これだけの蟹味噌を前に嬉々とする
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タラバ蟹のあんよ
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テーブルに着いてから御釜で炊き始めた蟹飯にはおこげもしっかり
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美味しそうでしょ?美味しかったです

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甲羅焼き

さすがに食事の最後には、蟹尽くし、というか、蟹攻めの気分で、蟹の有り難味が薄れるくらいの、蟹三昧の晩御飯

もう無理、というところに出てきたのが流氷ゼリー
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赤いのはアザラシだって・・・可愛い
部屋でちょうどゴマアザラシの子供のニュースを見てきたばかりだった

はちきれんばかりのお腹を抱えて部屋に戻ると、いつ間に眠ったのかの意識も無く就寝
北海道旅行 Vol.4 トドワラ・ナラワラ


夜のうち雪は降らなかったようだが
車にはしっかりと霜が降りていた
主人が4年間過ごした極寒の冬のニューヨーク州では車の雪降ろし、霜取りは当然のことらしく、なんだか懐かしげに窓やバンパーに着いた霜を取る主人を横目に、私は手伝いも出来ずに車内でカタカタと震えていた

晴れているとはいえ気温はマイナス10度くらいだったと記憶している
一瞬外に出るだけであれば、気持ちの良い寒さなのだが、少し経つと顔が痛い
スニーカーを履いている足も手袋で覆われた指先も冷え冷えとしてくる

ヘイゼルグラウスマナーを出る際
これからトドワラへ向かうのだと言うと、この位お天気が良ければ国後島が望めるかもしれない、という


野付湾の道は地図で見るとおりに、道しかない
この時期にこの場所に来る人は殆どいない様で、すれ違う車も殆どない中を、パバロッティの歌声と共に走る

この写真では分かりづらいが
かすかに写るは国後島
こんなにも近いのだ
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トドワラを目指して走り、観光案内所までは辿り着いたのだが、トドワラそのものまではそこから徒歩30分くらい、往復で一時間ほどらしい
歩くのは一向に構わないし、寒いのも何とかするのだが、ひとけのない、新雪が積もった道なき道を行くには、我々の足元があまにも準備不足で、わずか数歩で断念せざるを得なかった
(だからスノーブーツが必要なんだってば)

もはや消滅しつつあるトドワラ
しかもものすごく天気の良い日の、雪に覆われたトドワラ
さぞや幻想的であっただろう・・・
残念だが仕方ない

ナラワラは車窓から
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標津町を出て、カーナビの目的地を網走にセッティング
この、街灯の高さに設置されている赤と黄色の矢印↓
北海道に来てみて初めて見たのだが、後ほどこれに助けられることになる
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根室海峡沿いから内地に入ってゆくと雲行きが怪しくなってきた
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244号線 斜里岳沿いの山道に入っていくようだ
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山間に差し込む陽の光が有難く感じる
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時々、ただでさえパワーのないぶんぶん号が、凍った道に滑ったりよろけたり
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まるでクリスマスツリーのような針葉樹林に雪が積る
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日本にいる気がしないような
美しい雪道を堪能
北海道旅行 Vol.3 ヘイゼルグラウスマナーの朝
恥ずかしながら仕事以外では異常に目覚めがはやく、眠りも短い
特に旅行ともなれば、嬉しくてわくわくして眠っているのが勿体無い

この日もぼんやりと外が明るくなり始めた頃には目が覚めていたのだが、しばらく見知らぬ土地を走る緊張で疲れることが予想される彼を起こすことも出来ず、ぼんやりとしていた

そして半分眠ったり起きたりを繰り返しながら窓の外を見ると
わぁ・・・と、声を出してしまうような光景



シャワーを浴びて朝食へとダイニングに下りる
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ダイニングからの眺めも美しい
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夏には緑の大地が陽を浴びてそれは美しいという

ブレックファストメニューは2種
卵料理がつくスタンダードメニュとシリアル・フルーツなどのヘルシーメニュー

主人はお腹が・・・といいながらスタンダードメニュー、私はこの先も食べつくすことを思いヘルシーメニューを

スタンダードメニューのベーコンは
これまでのベーコンって何だったの・・・?というくらいの、肉厚、ジューシーな、良く焼かれたスモークポークのよう
美味しかった・・・

北海道でぜひ飲んでみたいと思っていた無殺菌の牛乳
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ヨーグルトにブルーベリージャムを添えて
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トーストとヨーグルト用にイチゴ、マーマレード、ミルク、ブルーベリーなどのジャムが
一通り頂いたが、何よりもここのマーマレードの美味しいこと
甘さ控えめで果肉たっぷりでフレッシュ
基本的に朝食は食べず、自分で準備するならばお味噌汁とご飯に日本茶、などの和食になるので、これまであまり美味しいマーマレードを知らずにいたんだなぁ、と思う
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結局お邪魔することはなかったBAR
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朝陽の入るのラウンジ
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網走までの走行を考えるとチェックアウトは10時過ぎ
それまでのあいだ少しのお散歩
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まずはホテル脇すぐにある小さなログハウスに行き、今回は時間がなかったが、ハンティングなどのアクティビティについて伺う
ハンティングをするには、すなわち猟銃を持つには、資格が必要で、自分が住んでいる場所での資格と、たとえば北海道で猟をするのであれば、猟をする場所での許可証が必要との事
資格がとることの出来る時期も、猟が解禁になる時期も限られているのでこれこそ、大人の贅沢・・・ということになるのだろう

少し歩いて厩舎まで遊びに行くと
厩舎外には、お腹に赤ちゃんがいるというポニーがつながれていた
小柄な身体と、人懐っこそうな瞳が可愛い
生まれてくる子供も可愛いのだろうなぁ

こちらの厩舎では九頭のお馬さんが
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予想はしていたが、とっても大きい
手前の雄は結構鼻息が荒くて、あまり近づくと、それぞれの小部屋の前に掛けられたカバーを蹴破って出てきてしまいそうでちょっと怖かった

それでも、ちょうどお馬さんたちのお散歩と日光浴の時間だったようで
付いて行くことに
広大な白い平野に背を伸ばして歩く馬がまぶしい

お世話をしている方の話ではとてもおとなしくていい馬だよ、という白いお馬さんと
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一度、ケンブリッジで馬に乗せていただいたことがあるのだが、あまりの高さと、不安定さに驚いた
乗馬って美しいスポーツだが、やはり技術の裏づけがあってこそ、なのだ

こちらでは犬も飼っていらっしゃって、わー・・・!と近づくと思いきりワンワンと吼えられる
それはそうだ
いきなり駆け寄ってもお友達とは思ってもらえないだろう

一組だけでホテルの方にも余裕があったから、ということを差し引いても
良くして頂けたと思う

長い期間ではないのだが、英国ケンブリッジで本物のマナーハウスを使った語学学校での生活をしていた私から見ると、本物のマナーハウスが持つ重みのようなものが滲み出るには時間がかかるのかなぁ・・・、という気もしたが、非常に気持ちの良い滞在

「いい誕生日になった」
という声が聞けて何より

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ヘイゼルグラウスマナーを後に、次なる目的地は、野付湾
北海道旅行 Vol.2 中標津 ヘイゼルグラウスマナーにて
長い旅路のお供にと、釧路市街を出てしまう前に寄り道して購入したのは
500円クラッシックのCDたち

500円クラシック(3)チャイコフスキー500円クラシック(3)チャイコフスキー
(2007/03/21)
オムニバス(クラシック)

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500円クラシック(8)ショパン500円クラシック(8)ショパン
(2007/03/21)
オムニバス(クラシック)

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(・・・ショパンってCHOPIN って書くのだ・・・チョピン・・・可愛い・・・)

500円クラシック(7)ドヴォルザーク500円クラシック(7)ドヴォルザーク
(2007/03/21)
オムニバス(クラシック)

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もう一枚、パバロッティを追加して、合計4枚のCDが車内に流れることに

厚岸グルメパークを出て、レンタカーに装備されているカーナビと、レンタカーショップで頂いた北海道ドライブマップを手にした方向音痴のMナビゲーションが中標津へご案内

民家一軒見当たらない、人の足跡すらついていない、雪を被った広大な土地が続くのに驚き
狐とか鹿とか北の動物にお目にかかれたりしないかなぁ・・・と思ったのだが、そういう動物たちとの遭遇を期待するのであれば夏なのだろう

と、諦めている所に
中標津へと向かう途中、走行する車窓から丹頂鶴が遊ぶ姿が遠目に
遠く小さかったが美しくて感激
北海道にやってきた実感が高まる

途中途中でお決まりの『北の国から』の吾郎さんの物まねをしてみるも、「呆れる位、全く似てない」と秒殺される

そうこうしているうちに目指す建物らしきものが見えてきた

ヘイゼルグラウスマナー

イギリスのマナーハウスをお手本に作られた小さなホテル



今回の旅の第一の目的は此処に宿泊して、主人の誕生日のお祝いをすること
この日の宿泊客は我々一組のみ・・・貸切とは贅沢で、我々二人のために働いている方々に申し訳なくもなる・・・
けれど・・・だからオフシーズンが好きなのだ
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アメニティはロクシタン
このシャンプーがとても好き
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厚岸の日本酒でぼーっとしてしまっていたので、しっかりと暖房がたかれたお部屋で少し仮眠を取って
さすがにジーンズでは・・・ということで、ワンピースに着替えてお待ちかねのディナーへ
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ただ一組だけの為に作って頂けたと思うと喜びもひとしお

アミューズとして出されたスープとスモークされたフォアグラを前にシャンパンで乾杯
長い間大変な思いをして育ててくださったご両親と、35年間健康でここまで来れたことに感謝して、お誕生日を祝う
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あまり予備知識がないまま訪れたのだが
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コースを通すとすごいボリューム
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私が前菜に頂いたのは牡蠣、ホタテ、ホッキ貝のリゾット
基本なのだろうがうまみはしっかり出ていながら硬くなっていない貝と、ほんのり芯の残ったライスが美味しい
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主人の選んだ前菜は鹿肉を使ったグラタン
これも絶品
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二人ともが迷わずに選んだオニオングラタンスープ
熱々を頂き、身も心も温まる
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メインは
主人が牛肉の赤ワイン煮込み
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私は
これを目当てに来た、と言える位の、鹿のグリル
これは、このホテル近郊の虹別で仕留められた蝦夷鹿だということ
殺生をお詫びしつつ、美しいロゼ色の、その恵みを頂く
野生の鹿は新鮮さが違うのか独特の臭みも全くなく、何度か頂いた鹿肉では一番
実に美味
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このホテルではフィッシング、ハンティングも楽しめるようなので、腕さえともなえば、自らが仕留めたジビエを頂くことも可能なのかも
夢のような話だ

ラウンジに移ってデザートを
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ちょっぴり万表鉄平を気取ってみたりしながら
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クラッシックな味わいのプリンを頂く
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食事とおしゃべりに夢中で、美味しかったのに意外にも進まなかったワインはお部屋に運んでいただいて
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好意で出して頂いたチーズも嬉しかった
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非常に満足しながら、窓の外をのぞくと、真っ黒な木立以外は何も見えない
そうだ
これを求めに来たのだ

ホテルの方の好意に色々と甘えながら、素敵なお誕生日ディナーになったのではないかと思う

お誕生日おめでとう

また一年、充実した年にしてください
北海道旅行 Vol.1 旅の始まり
1/17から三泊四日
私にとっては約10年ぶりの北海道へ

真冬の北の大地の澄んだ空気を吸う為
真冬の北の大地をただひたすら走る為
真冬の北の大地の恵みを頂く為

そして
35年前の真冬のこの日に、この世に生を受けた主人の誕生日のお祝いの為に


今回の旅のしおりは

1/17 羽田発釧路着
    中標津泊     

1/18 中標津より野付半島へと走りトドワラ鑑賞
    網走泊

1/19 網走より最北端を目指しただひたすら走る
    稚内泊

1/20 最北端の稚内空港より帰宅&ぬんたお迎え&ぬんたうれション


国内線に乗るのは久しぶりも久しぶりで、羽田第二ターミナルの新しさに驚く

2時間弱のフライトで釧路空港へ降り立つと、身が締まるように、いきなり寒い

何度もくどいようだが、旅の準備が大好きなので、東京の寒さとは比べ物にならないだろう真冬の北海道旅行に備えてそれなりにあったかグッズを準備をしてきたのだ

ダウンを新調して、ニット帽とムートンの手袋、そしてアンダーウエア
スノーブーツにおいては、「ただ買い物したいだけなんじゃないの?」とさすがに白い目で見られそうなのでやめておいたが、結果的には、あればなお良かった、という感じ
雪深い中での行動範囲が広がると思う
最近お気に入りのブラウンのレザーブーツは・・・履いて行かなくて本当に良かった・・・履いて行ったら濡れて凍ってヨレヨレになっていただろう

今回の足はレンタカー
事前に予約していたレンタカーは落ち着いたシルバーで、どうせレンタカーなのだから、黄色とか、真っ赤とか、普段は乗れないようなものがいいなぁ、と勝手な事を思いながらもこれからの4日間を共に過ごす彼に「ぶんぶん号」という名前をつけた
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マツダ ベリーサ もとい ぶんぶん号

さてこのぶんぶん号なのだが、雪道を考えることを考えて、少しだけパワーのある四駆を選んだはずだったのだが、踏めども踏めども全くスピードが出ない(らしい)
多少雪が残る道とはいえ、ベタ踏みで80キロちょっとしか出ないのだ
「北海道は事故が多いから、北海道仕様なんじゃないの?」と適当な事を言ってなだめたが、ビューーーーーン と、気持ちよく走りたかったらしい主人はちょっと消化不良気味
「次回はもっとパワーのある車を借りる!」らしい・・・

さて、ただただ雪に包まれた大地に感動しながら、向かうは厚岸
お目当ては勿論牡蠣!

(ところで・・・
主人が何度も「あっけで牡蠣を食べよう」というので、怪しいなぁ・・・とは思っていたのだが、やはり不安は的中した
多感な時期の一部を米国で過ごしてる主人は、日本語や漢字がやや微妙な感じで、厚岸町を「あっけ市」だと思っていたらしい
会社などのオフィシャルな場で大きな声で話してなければいいのだけれど・・・奥さんは心配です・・・)


私は特別に牡蠣狂い、というわけではないのだが、やはり厚岸の牡蠣が食べられるというのは心躍る
「厚岸グルメパーク」という道の駅の二階で、生簀に入った牡蠣や、海産物などを炭火焼で頂くことができるのだ




一つ140円という驚きの価格の牡蠣といくつかの焼き物を選びお会計を済ませてテーブルに着く

自分で焼く牡蠣なんて初めてわくわくする
牡蠣の殻の膨らんだほうを下にして口が開くのを待つ(牡蠣の殻が焼けてはじけることもあるのでご注意ください、という注意書きも)
開きが足りなければ、テーブルに用意された軍手と道具をつかって開く

牡蠣の膨らんだほうを下にして焼く、ということは、底辺が不安定になるので、できるだけ、平たいものを選んだ方が良かったのに、そういうことを全く知らない私は、ふくらみの大きい焼きづらそうなものばかりを選んでいた
殺生だが、せっかく牡蠣を頂くのであれば、殻に満ちたエキスまでいただきたいののだ

そして焼けて口の開いた牡蠣を
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いただきまーーーーーす!
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軍手を汚して、熱々の焼きたての牡蠣をほおばる
どう転んでも運転手の出来ない私だけ日本酒を頂いて
はふはふ・・・、ほぉーーー。。。

幸せなひと時

ホタテも立派です
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ただ、次回行くのであれば、ひたすら牡蠣を頂くだろうな

実はお腹の調子があまりよくなかった主人は、可哀相にやや遠慮がちに牡蠣を食べ、ドライブ再開
天気も上々
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そして、目指すは、中標津・・・



靴を履いて
焦点が合わない目で、ところてんが型から押し出されるようにして、家を出て
丹沢へ
丹沢
ほぼ確実、という雨脚を気にしながらも、実はとっても楽しみに計画を立ててくれていたというG君がお迎えに来てくれて送り届けてくれるという至れり尽くせりのBBQへ

いよいよ雲行きが怪しくなる中、タープを張り、テーブル、コンロ、七輪をセットして炭に火をつける

恒例のようにG君のご実家で行なわれていた夏のBBQだが、先日、お父様がお亡くなりになり家業の建築業を畳むらしく、2年前の夏が最後になった
なぜかG君のお母様がG君の当時のお嫁さんよりも私を気に入ってくれて(東北生まれで話が盛り上がってしまった故)、周りはちょっと気まずい思いになったのも今では懐かしい
自分が年齢を重ねて行くのはまあいいけれど、周りの人間が年老いて行くのはやはり悲しい
自然の摂理だから仕方のないことだとは分かっているけれど・・・

墨に火を移す作業は煙たいのだけれど楽しい
やっぱり食欲は無かったのだけれど、豚ロースの炭火焼は美味だった
オリーブオイルとガーリックを忘れてしまったとはいえ、ローズマリーと塩コショウで味付け、野外で頂く開放感もプラスしてシンプルながら出色の出来栄え
そこらのイタリアンレストランで頂くよりも全然美味しく感じられた

これをやらなくては、と半ば強引、というか頑固なG君に促されマス釣りへ
釣堀とはいえ、水が綺麗で、釣竿を持ってみるのも、餌のイクラを釣り針に指すのも、釣り糸に小さな錘が付いているのを見るのも初めてで全てが新鮮
初めて自分の餌にマスが食いついたときには、15-20センチほどのマスのぐいぐいと引く力に何故か感動すら覚えた
そんな生命としての力強さや泳いでいる姿を見ていると、生物として生きていて欲しい気持ちになる
そのうちに
’お願いだから私の釣り針に引っかからないでね、えさのイクラちゃんだけ食べて逃げてくれればいいよ、餌だけ食べにおいで・・・釣らないから・・・’
などと、普段は散々殺生しているくせに、竿を引く気配がすると吊り上げちゃったらどうしようと不安になったりしながら、マスが餌だけ食べて逃げてしまうと、周りで釣っている人の手前、‘逃げちゃったみたい‘などと嘯きつつも実はほっとしていた

小雨振る中
大喜び
マス釣りで大はしゃぎする大きな少年がちょっと可愛いかった

こんなにアウトドア名人だとは知らなかったG君の一面に感心
マス
しっかり目ふった塩が香ばしい
結果的に一匹も吊り上げられなかったことに安堵し、生きているマスを見ているときには散々弱気になりながらも、結局は殺生を重ねてしまった自分に凹む・・・あーぁ・・・

人一倍頑張って準備をしてくれ、渋滞の中を運転をし続けてくれたG君に感謝
さすがに極限の睡眠時間だった私は後部座席で転寝
目が覚めるとそこは都会の風景で、憂鬱が再び戻ってきて・・・救いを求めて主人の手を探ろうとも思ったのだけれど・・・気が付く気配も無く眠りに落ちている彼を起こすのも忍びなく・・・
戻りたくないなぁ、と窓の外を眺めていた

横浜付近でG君推奨の博多ラーメン’くわんくわん’に寄り道
殆ど食べられないかも・・・と思いながらもお付き合いして半分弱を頂く
あまりきつい豚骨は苦手な私は麺硬め、油少な目をオーダー
博多らーめん
博多ラーメン一筋の’くわんくわん’は掘立小屋風?屋台風?のお店の風抜けのよさのおかげか、店内はそれほどむぅっとはしていないのが良かったし美味しかった
お酒類は全く置いていないので大通り沿いとはいえ変な客層にならないのもいいのでは・・・?

朝出たときに見たお店が再び夜の街に見えたときには、あぁ戻ってきてしまった日常に、といじけた気持になったのだが・・・

それでも雨にぬれた山間の空気がささくれ立った気持に少しだけ潤いを与えてくれたのかもしれない

靴を履いて外に出てみた
それだけで意義があったような一日