M log
その他 もろもろ
旅行の内容とは直接関係が無くても。
やっぱり大好き、旅の準備。

今回もお気に入りのバッグを引っ張り出して。
刺繍の入ったワンピースと、白いチュニックキャミを入れて。
結局使わなかったけれど、足場が悪いところを歩く時の為のスニーカーも入れて。
買ったばかりのデカサンと、つばの広い帽子も勿論入れて。

一泊旅行だったら、今の車のシートの色とおそろいのバーキン。
えらく重いので、全行程をマイカー移動する時くらいしか使えないし、そんなの馬鹿ばかしい気もするけれど、やっぱりお気に入り。


そして、国内外に関わらず、何処かに泊まるときには、途中で本屋さんに寄って、単行本なり、雑誌なり、何かしらの本を調達するのだけれど。
今回は気付くと土湯温泉まで到着してしまっていて、街の人に伺うところによると、なんと温泉街には本屋さんも雑誌を買うようなコンビニも無いと言われてびっくり。

仕方なく、5分ほど車を戻して入ったローソンには、普段私が読むような雑誌が全く無くて、またびっくり。
つまり、東京のコンビニにはずらりとおいてある、30代前後の女性が読む様な、ファッション雑誌関係が無いのです。
30代以降の女性向けの雑誌といえば、女性週刊誌か晩御飯のレシピネタの雑誌中心。

もしかすると、時期の問題だったのかもしれないけれど、「うーん、このエリアでは中堅キャリア(私は違うけれど)女性が読むファッション雑誌のニーズが無いのかも・・・」と、勝手に解釈。

少ないチョイスの中から、SWEETなんて買ってみました。
モデル達も、お洋服もカジュアルで、いい意味で力が抜けていて、すごーく可愛い。
ファッションライン的には、今の私がそのまま参考にすると痛い人になってしまいそうだけれど、可愛いものは可愛い。
P1040383.jpg

最近豪華になってきている雑誌のおまけは、ミラーと、シュシュと、ポーチ。
お宿でも、早速使っていました。
ポーチはバレエのレッスンバッグのなかで、ランジェリーケースとして使うつもり。
チープな感じがまた可愛いのです。


最後に、今回の旅のお土産は。
道の駅で買った、お酒、笹団子と、朝市の野菜たち。
旬の夏野菜が安い!
もうシーズンも終わりに近づいているという、さくらんぼも買って来ました。

お宿で頂いた美味しいさくらんぼを思い出して、冷やしておやつに頂くつもりです。


短いけれど楽しい旅行でした。

おしまい。
土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯 <朝食編〜チェックアウト>
昨晩、あれだけ沢山のご馳走を頂いたのに。

何時消化したのか、朝になればまたお腹が空いているのが不思議。

迷い箸をしてしまいそうな、朝御飯。



困ったことに、どれもこれも白米が進む味です・・・。

鱈子、牛肉のしぐれ煮、切り干し大根、胡麻和え、なめこ、お漬物。
P1040409.jpg

塩鮭。中辛くらいの、しっかりとした塩味。
P1040410.jpg

帆立のお造り。
P1040411.jpg

煮物。
P1040412.jpg

茶碗蒸し。
P1040413.jpg

お味噌汁。
P1040414.jpg

湯豆腐。
P1040408.jpg
フワフワのお豆腐に、温まったお出汁をかけていただきます。

ゆっくりと、時間をかけて頂く朝御飯。
我が家の晩御飯よりも豪華なおかずを前に、白米はあまり頂かない私も、2膳も頂いてしまいました。


最後にコーヒーを持ってきていただいて。
P1040416.jpg



ご馳走様でした。


そしてもう一つ。
のんびり荷造りをしているところで、夫が見つけたのは。
窓の外の木の上で、何かを食べているリス!
数メートル先の木の枝の上で、もぐもぐ、もぐもぐと、小さな手とほっぺを動かしているリスの、とっても愛らしい姿を確認できました。
嬉しかった、可愛かった。


この週末で、私の体は、昨晩から続くご馳走に、美味しいものをお腹いっぱいまで頂く幸せを思い出してしまって、困ったものです。

そして本当は、この宿を出た後に宇都宮に寄り道をして、餃子でも食べて帰ろうかという話もあったのですが、すっかりお腹が一杯だったので、真っ直ぐ帰宅することに。


チェックアウトもお部屋に伝票を持ってきてくれるので、らくちん。
車が出るところまでお見送りいただいて宿を後に。


最後まで、何かを待つ、ということが無く、不思議な位他人を気にすることなく、くつろげたお宿でした。

とっても満足。
違う季節に又行ってみたいです。
土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯 <家族風呂編>
晩御飯の後は、またお風呂。
予約をしてあった大浴場へ。
お酒を飲んだ後のお風呂にやや不安もあったので、お水を沢山飲んでからお風呂場へ。

予約をする際に、お風呂の順番は悩んだのだけれど、夜の露天も素敵だったのかなぁ・・・などと思いながら、古代檜のお風呂を楽しんで、就寝。


ぐっすりと眠った翌朝は。



朝御飯の前に、朝風呂へ。
P1040395.jpg


3つ目のお風呂は、家族風呂。
檜作りの内風呂からも、景色が楽しめます。
P1040388.jpg


外へ出ると。
P1040390.jpg


小ぶりながら、森に面した露天風呂が。
P1040392.jpg

P1040393.jpg


朝、日が高くなる前の静かな森が望めます。
P1040394.jpg


眼下には、早朝散歩をする人の姿も。

二つのお風呂を楽しんだり、風にあたったりしていると、40分はあっという間。
女性好みの綺麗なドレッサーも殆ど使えませんでしたが、それくらい、お湯が良かったということ。
P1040387.jpg


こちらも貸切なので、人とは会わず。
何時行っても、自分だけの一番風呂、は素敵です。

そして
やはり、我々が湯遊びをしている間に、お部屋にはお冷が用意されていました。

嬉しいです。

土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯 <晩御飯編>
晩御飯は18時から。

ご飯も美味しいと伺っていたので、ランチをパスして、とっても楽しみにお腹を空かせて待っていたのです。



ぶどうの食前酒。
P1040369.jpg


冷酒を頂いて。

先付けの雲丹豆腐。
P1040370.jpg
ちょこっとですがキャビアも載っています。

前菜。
鰊、梅貝、枝豆、サーモン、馬鈴薯巾着。
P1040372.jpg
サーモンロールにはアボカドとクリームチーズ、馬鈴薯巾着はほんのりカレー風味。美味。

こづゆ。
P1040375.jpg
貝柱や干ししいたけなどから出た旨みがたっぷりのこづゆが大好き。
おばあちゃんの家に行くと必ず作ってもらって食べた思い出のお椀でもあります。大きなお椀に山盛り頂きたい位です。

お造り。
P1040371.jpg
白身、甘エビ、ホッキ貝。

岩魚。
P1040374.jpg
ふっくらとした身にはしっかりと塩がふられています。夫はとても綺麗に食べていました。
付け合せの味噌と生姜も美味しい。

福島牛のステーキ。
P1040376.jpg
期待通りの柔らかな美味しさ。福島牛の出身は白河周辺なのだとか。脂も甘みがありました。

坊ちゃんかぼちゃの煮物。
P1040378.jpg
中をくりぬいた坊ちゃんかぼちゃの器に軍鶏、ふかひれなどの餡かけが。かぼちゃは皮まで残さず美味しく頂きました。

鱧の酢の物。
P1040377.jpg
ちゅるりとしたじゅんさいが敷かれていました。

野菜のてんぷらと、手打ち蕎麦。
P1040380.jpg
こちらは、元この旅館の板前さんだった方が独立されたところから、取り寄せているというお蕎麦。
こちらが、うなるほど美味しかったのです。
きりっと冷えて、ぬめりも無く、さらりとしてコシが強く。
つゆがちょっとぼんやりしているかなぁ・・・とも思われますが、会席料理の中の一皿として出されるお蕎麦がこんなに美味しいなんて。
最高。
うどんよりも蕎麦党としては嬉しい限り。

最後に。
ごはんの用意もあるんですよ、という言葉に甘えて。
ちりめん山椒をたっぷりと載せてくださいました。
P1040381.jpg
夫が頂いたものを少し味見。お腹が一杯なのに、美味しい。

水菓子。
P1040382.jpg
このさくらんぼの美味しいこと。
酸味もあり爽やかな日本のさくらんぼって素晴しい。


どのお皿も甲乙つけがたく。
とってもいい仕事がされてました。

お皿を運んでくださる年配の女性も、細やかな気遣いと、朗らかなお話が楽しい方でした。

口福でした。

土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯 <露天風呂編>
この里の湯では、3つの浴場があり。
それぞれを、お部屋単位で貸切の時間借りするシステム。

お部屋で一休みして、お食事前に入ったのは前評判も良さそうで期待していた露天風呂。

この日の福島はおそらく気温33度ほどで、日差しも強く、日向にいるとじりじりと肌が焼けていくようで怖いくらい。
けれど、森林公園の中に位置するこのお宿は空気がひんやりとして、避暑地的な静けささえも感じます。

早々に、メイクオフして浴衣に着替え、すっかりリラックスモードで露天風呂へと続く木の回廊を渡ってゆきます。


なんとこの回廊で蛇に遭遇。
かなりドキッとしました、一人では渡れなかったかも。
P1040355.jpg

森の中をどんどん下ってゆき。
P1040357.jpg


男女別々にしつらえられた脱衣所を抜けると。

森の香りと音を独り占め。
P1040359.jpg
それもはだかんぼうで。
なんとも贅沢。


こちらは大きめの浴槽。
浴槽の手前内側に腰掛ける場所が設けてあり、腰掛けてのんびりと森を眺められます。
P1040368.jpg

こんな風に。
P1040365.jpg


そして更に奥へ進むと。
P1040361.jpg


こちらには、やや熱めのお湯が張られています。
P1040362.jpg


こちらからの眺めも圧巻。
上流から下流へ清流が真横を流れてゆきます。
P1040363.jpg
眼を開けると、一面の緑。
眼を閉じて耳を澄ますと、せせらぎ。

・・・最高・・・

温泉でこんなに感激して満足したのは初めて。

この空間を独り占め出来き。
部屋への往来の時でさえも他人とすれ違うことも無く。
お湯は綺麗で、脱衣所も他人の使った形跡が感じられないように整えられていて。

40分程度と短い時間に区切って貸切にしているからこそ出来る技なのでしょうが、常に一番風呂の様な状態に保たれているというのは、本当に気持ちが良いものでした。
一番素の状態の時に、他の人とバッティングする可能性が無いということが、こんなにも快適でストレスフリーなのかと、改めて実感。
少々割高でも、露天風呂つきのお部屋を選ぶ人の気持ちが分かったかも。

さりげなく蚊取り線香も炊かれています。

とにかく温泉が大好きで、時間を気にせず、何度も入りたい人には向かないかもしれませんが。
プライベート感を重視したい私達には最高のお風呂でした。


そして
お部屋に戻ると新しいグラスとお冷が。

至れり尽くせり。


湯上りの火照った体には
ひんやりとした新しい浴衣を羽織って。
お夕飯までの時間を思い思いに過ごして。

幸せでした。

土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯 <到着〜お部屋編> 
朝ラーメンで腹ごしらえをした後は。

一年ぶりに、祖母に再会。

変わらずに元気そうな姿を見られておしゃべりを出来ることが嬉しく。
お花とカードをを渡すと思いのほか喜んでくれて嬉しく。
「また来るからね」と約束して。

一般道を走ること一時間程で、土湯温泉街へ到着。
目指すは土湯温泉 辰巳屋山荘 里の湯

土湯温泉街からちょっと外れて、急勾配&急カーブの脇道を下ってゆくと木立に囲まれたお宿が。
男性が出てきてくれて、荷物を預かってくれ、車の駐車も宿の方にお願いします。

宿に入るとすぐにお部屋へ通され。

お茶と、冷たいところてんを頂きながら、空調が利いたお部屋にてチェックイン。



純和風の天井が高めのお部屋は角部屋で、木立の奥には川の流れが。
P1040343.jpg


畳にも、木々の陰が映り込んでほっとします。
P1040346.jpg


うちわって久しぶり。
P1040341.jpg


床の間。
P1040342.jpg


浴衣は、男女共にサイズ違いのものが二枚ずつ。
羽織と、足袋ソックス、和風ポーチも。
P1040344.jpg
これが意外と嬉しかったのです。
お風呂上りで浴衣が湿ったり、横になってくしゃくしゃになった浴衣を新しく気持ちが良いものに換えられるというのはなかなか良いです。

檜の内風呂。
P1040396.jpg
私達は入らなかったのだけれど。
小さいけれど、時間外に湯浴びをしたい時には良いのかも。

換気扇、クーラーを切って。
窓を開けると、草木の香りと、水音と、虫や鳥の声。

新しい宿ではないので、それなりに年季の入った気配もありますが。
華美でなく、素朴すぎることも無く、きちんと気を配ってあり、整えられていて。
実に静かで落ち着くお部屋でした。
まこと食堂 @ 福島県喜多方市
今年も
祖母のいる喜多方へ一泊旅行へ行ってきました。

当日の朝はひんやりとしたうす曇のお天気。
道が混む前に現地に入ってしまいたいので、早朝に出発です。
P1040311.jpg


この日は、ぬんちゃんは、御父様のところへお泊り保育。

車に乗ると、置いていかれる事を察知してか、カタプルと震えるぬん。

5:45に目黒を出発。
順調に進んでいたのに、那須高原・磐梯山エリアでは、突然の暴雨。
このまま喜多方市内も大雨だと困ったなぁ・・・と思っていたのだけれど、市内に入る頃には雨も弱まり、いつの間にか路面が乾いていました。

途中でSAで一度休憩しながら、9:30頃には喜多方へ到着。

いつもの太郎庵で祖母へのお土産を買って。

これまたいつもどおり朝ラーメン
今年はまこと食堂です。

喜多方市役所へ車を停めさせてもらって、徒歩3分ほど。
相変わらず大人気で、昼時には行列していることもあるというのだけれど、テーブル席は満席なものの、お座敷席にはファミリー一組のみ。
待っている間に気温が上がってきたからか、店主がクーラーを入れてくれました。

喜多方エリアの裏名物がカツ丼である事を調べてきた夫は。
朝からソースカツ丼。どど〜ん。
P1040317.jpg

私も怖いもの見たさで一口味見。
口に入れると、甘いソースが絡んだカツは肉厚で柔らか。
肉汁が染み出して、ご飯に良く合います。
カツには興味もこだわりも無い私ですが、とっても美味しく頂きました。
この丼、カツの大きさに比べると、ご飯の入る部分が小ぶりで、普通の丼ものよりはご飯の量は軽そうです。
丼ものをオーダーすると付いてくるしょうゆ味のスープが又美味。気に入りました。

さて
私のオーダーは一番シンプルな中華そば。
P1040315.jpg

ちぢれ麺のゆでぐあいは柔らかめ。
P1040318.jpg

スープは煮干よりも豚の香りが強めで、背脂がうっすらと浮いてます。
チャーシューは薄いです・・・枚数一枚でもいいので、しっかりと味わい応えのある物がほしいなぁ。
普通に美味しかったのだけれど。

前回(5〜6年前)に来た時同様、あまりこれと言って印象に残らず。
この、まこと食堂の味が好きな人にはたまらないのだろうけれど、スープは出汁がしっかりしていて脂はあっさりめ、麺は固ゆででコシがしっかり、が好きな私にはあんまりピンと来ず。

個人的にはスープも麺もチャーシューも、坂内の方が好き。
そして、
夫のオーダーしたカツ丼に付いてきたしょうゆスープの方が私好みだったのでした。

それにしても。
あのソースカツ丼は侮りがたし。

カロリー高すぎなので、はまりたくないんですけれど。


にっぽんの休日 @大内宿〜帰路へ
夜中に一度目が覚め
もう明け方かと思いきや、まだ12:30過ぎ
なんと、9時前に床についてしまっていたのだ

再度6;30に目を覚まし、朝風呂へ
気持が良かったが、人がそれなりに居たのでさらっと浸かって部屋に戻ると・・・
主人が悪い子をしていた
一人で朝風呂後の野口英世ビールで気分が良くなっていたP1020036.jpg
一人でズルイぬん・・・

お宿の朝ごはんは、バイキングと侮れない豊富な種類で、楽しい
私はひじきの煮物をお代わり
煮物って、難しくは無いのだけれど、お肉を焼いたりするよりは時間がかかり、沢山の食材が入っているものなので、意外に普段の食事には作れなくて・・・実家に居た頃に普通に食卓に上がっていたことを有り難く思う
ひじきとか、おからが大好きなので美味しくて嬉しかった

チェックアウトタイムより早めに出て向かったのは‘大内宿‘
会津若松を南下すること30K 程

ここは、去年の白川郷で余りの渋滞で断念した為、白川郷ほどの規模ではないが行きたい、とリクエストしていたのだが、途中、天気が不安定だったり「もう、(行くのを)止めて帰ろうかー」等と主人の言葉にかなりドキドキしていた

何せ、車の運転出来るのは主人だけなので彼が絶対に行きたくない、と言い出したら無理やり運転させる訳にはいかないし、詰まらなくなってしまうだけなのであきらめざるを得ない・・・
こういうドライブ旅行の時に何に緊張するかというと、彼の体調や、車の渋滞、余りに不快な天候、等の主人の気分を著しく害することなのだ・・・

そうこういいながらも無事到着した大内宿が見渡せる場所まで上る
良く見る画だが、やはりここからの眺めが一番良い
P1020039.jpg
本当にここが宿場町として人が往来していた場所なのだと思うとやはり感慨深い

今は観光地化してしまっているのは否めないが、冷たくて綺麗な水は視覚的にも夏の涼、という感じで、こんな風に形のいびつな西瓜を冷やした幼い記憶が蘇る
P1020041.jpg

お宿の朝ごはんでかなりお腹が膨れていたため、ここで昼食をとるわけでもなく、正直、長居をする場所ではなかったのだが、駐車場代の300円も入場料と考えれば安いもので、自分の目で見て歩けて、満足
田舎暮らしを経験したことのない主人には新鮮で、私には懐かしいお散歩となった

大内宿を出て、白川ICへ向かうと、緑が綺麗で
「森林浴だねぇ」などととても爽やかな気分
P1020043.jpg

だったのだが
山の天気は移りやすい
というか、大荒れ
ボツボツという大粒の雨が降り始めたと思うと、直ぐに前さえ見えないほどの土砂降り
P1020045.jpg
ばちばちと車体を、窓をたたく音が痛そうな程
一般道は普通に水溜りがあり、車も水を被る、被る

何も出来ない私はただただ緊張して、主人の運転を見守るばかり

東北道に乗る前に雨が小康状態になり、ほとんど車体も乾いたように見え、「すごかったね、お疲れ様」などとホッとしたのも束の間
数百メートル先の車の上には濃いグレーの雨雲と土砂降り

僅か数十秒で我々もそこに到達し、先ほどの土砂降りと甲乙つけがたい、豪雨に突入
P1020059.jpg
今の車はオープンカーといってもハードトップなので雨は気にならないが、幌の車では心もとなくなりそうな強い降り
(真剣にハンドルを握る主人の隣でのんきに写真なんて・・・と言われそうだがこのときの気分は一応ロバート・キャパなのだ・・・)

この車に乗ってここまでの悪天候を経験したのは初めて
都心に近づくにつれて雨脚は弱まったのだが
P1020068.jpg
赤坂付近で空に稲光が下りてくるのを目の当たりにし、物凄く近くに鳴り響く雷は怖かった

かなり緊張した帰路だったにもかかわらず
出発から、帰宅まで無事に楽しめたこと
去年同様、祖母に会いに行けたこと
嫌な思いを全くせずに帰ってこれたこと

近隣には素敵な温泉地はいくらでもある中で
「おばあちゃんに会いに行こう」
と背中を押してくれた主人の協力無しにはありえないことで・・・
本当に感謝している
そして、全行程700K弱を頑張ってくれた我が家の車にも


次は、どこにいこうかな
にっぽんの休日 @喜多方〜会津若松
出張から帰って来て和食が恋しいだろう主人の骨休め、と祖母の顔を見るために、一年ぶりの会津地方へお出かけ

今回は、まず喜多方へ向かい、喜多方ラーメンを食べて、祖母の顔を見て、会津若松のお宿に1泊、という予定

5:40に出発して、主人の運転が心地よく、途中意識を失いながらも9:30には喜多方に到着

9:30オープンの太郎庵のお店でお土産を買い、去年も同じ時間帯に着いたことを思い出す

せっかく喜多方に行くからにはラーメン好きの主人に美味しいラーメンを食べて欲しくて調べた結果、老麺会に所属していないながら、口コミで広がった‘はせ川‘というお店のチャーシュー麺がアツイらしい、ということが分かった
色々な方が絶賛しているのを見、絶対に主人が喜ぶはず、と、今回は’はせ川’のラーメンを食べるぞ!と意気込んでいたのだけれど、去年の教訓を生かせずに、ランチというよりは朝ごはんの時間に到着してしまった
‘はせ川‘のオープンは11時・・・
しかし11時の開店に時間を合わせると、道が混んでしまうしその前にどこかで観光でもすればよいのかも知れないが・・・小さな喜多方の町で中々悩ましいところ
芸が無いと思いつつも、10時前に開いているところも思い浮かばず、坂内さんへ
(隣の松食堂もいいかな、と思ったのだが開店前で暖簾がしまわれていました)

去年とほぼ同じ時間に、同じテーブルにつく
私はシナそば、主人はチャーシューめんを
P1020003.jpg

透明なスープをすすり、味の染みたチャーシューと柔らかめでもっちりと茹で上がっためんを交互にいただく
P1020004.jpg
すっかりメジャーになった坂内さんに色々という人はあれど、東京とは水も空気も異なる喜多方で食べるラーメンはやっぱりとても美味しくて、早起きして主人にここまで車を飛ばした甲斐があったというもの
最後の一口までスープを飲み干して、満足

外に出るとむぅっとしていて、盆地の夏はやはり暑い
坂内さんの目の前にある公園の錆びた鉄棒や蝉の鳴き声が子供の頃の夏休みを思い出させる

10分程車を走らせ、喜多方のはずれに祖母に会いに行く
選んでいった落ち着いたピンクのブラウスもよく似合っていたし、去年とあまり変わっていない祖母の様子に安堵
そこに居られるのは僅かな間だったけれど・・・やっぱり顔を見に来て良かった

ちょっと後ろ髪引かれながら
祖母に必ずまた来るから元気でいてねと約束して、会津若松を目指す

宿に到着したのはチェックイン前の時間だったのだが、お部屋へ通していただき、早速、月の満ち欠けになっているアプローチを通って露天風呂へ
P1020015.jpg

たくさん人がいるお風呂は苦手なのだが、チェックイン前の時間ということもありほぼ無人で、リニューアルして綺麗な露天風呂を独り占めできたのはとても幸運
P1020019.jpg

眼下に広がるのは会津若松のこじんまりした町並みなのだが、誰も気にせず横になって空を眺めるのはかなり優雅な気分
P1020018.jpg
晴れた日の夕暮れ時や明かりが灯った夜の街を見ながら、も素敵なのだろうけれど、きっと人がたくさんいるだろうし・・・
誰も水面を波立たせない静けさとこの開放感には敵わないかも

普段かなりあわただしいカラスの行水なので、ここぞとばかりパウダールームで時間を費やす
清潔で整然とした洗面台ってすごく気持ちが良くて、私の物ばかりでごちゃごちゃとした我が家を反省

浴衣ではなく、真夏しか着られないワンピースで湯上りの身体を覚ましながら一休み
お楽しみのお夕飯では、オプショナルで、馬刺しをオーダー
P1020025.jpg
やはりどのお肉よりも、桜肉が好きかも

こちらの茶碗蒸しは餡に蕎麦の実が入っていて、真ん中にはおからのお饅頭が
P1020032.jpg


会津料理のこづゆは私には子供のころから馴染み深いもの
P1020035.jpg

海の無い会津料理は食材的にも視覚的にも地味なのだが、とっても懐かしくて、祖母の家で下準備に時間をかけて作った具沢山のこづゆが本当に美味しかったことなど、田舎の無い主人に昔話ばかりしてしまった
生まれ育った地方・家庭の味はやはりその人の味覚の原点である、ことをつくづくと思う

この日はワインではなく日本酒に気持ちよく酔う

お布団をひいて貰うと直ぐにまぶたが重たくなってしまい・・・
あっという間に就寝

最近
こういう、’にっぽんの休日’もいいなぁ、と思う

温泉宿嫌い
福島県と新潟県の県境まで東京から車を飛ばすこと3時間半

お祝いにレストランでディナーもいいけれど、最近疲れ気味でした
気分転換も兼ねて遠出をすることに

温泉好き、ではありません
一番リラックスするはずの時間に他人を気にするのが嫌なのです
他人の裸を見るのも自分のを見られるのも恥ずかしい
見たくなくても、必然的に見えてしまうし

かといって貸切風呂、も、ちょっとその響きが恥ずかしい

温泉宿で前が肌蹴て顔を赤くした浴衣姿のだらしないおじさん達が集団で歩いているのを見るのもあまり気分のいいものではありません

そんな理由で国内温泉宿旅行を拒否してきたため、いつしかパートナーは一人旅へ出かけるようになっていました
温泉宿へ一人ドライブ&一人部屋ご飯、がだんだん悦に入ってきた模様

・・・そんなにイイの?
良いよ、あの良さを分からないなんて・・・

---------------------------------------------------

*部屋数が少ないこと
*部屋食であること
*お料理の評判がよい事

以上を条件に探して電話予約完了、あっと言うまです

福泉

http://www.ryokan-fukusen.co.jp/index.html

今回は往路で必ず立ち寄りたい場所があることも考えてAM6:00前には出発
4時間程度を見積もっていたのですが、渋滞ゼロの幸運もあって予想以上に快適なドライブ

近頃はネットで事前にある程度の情報収集できてしまうので、ネガティブな点も含めて驚きは少ないものです

今回のお宿もなかなかしぶくてレトロな建物であることや、ごく小さな温泉街であることは調べてあったので驚きません
ラグジュアリー感を求めていたわけではないので問題無し

プライベートの露天風呂の着いたお部屋がウリのようですが、今回は空いておらずスタンダードのお部屋でお料理のグレードアップをお願いしまた


チェックインよりは早めに着いたものの、アーリーチェックインOKだったので、まずお風呂へ

絵描きの宿 お風呂から


チェックインタイム前でもあり、貸切状態

広いお風呂ではないけれど、お水が綺麗!
当たり前といえば当たり前のことなのですが・・・露天風呂でお水に虫君やら葉っぱ君が浮いているのを見ると、それだけで萎えてしまう私には非常にありがたいことです

ここの原泉は温泉として利用するには低温らしく沸かしているとのこと

お風呂からの眺望も独占です

長引く梅雨の影響で水量が多めの川の流れは速く、水音が気持ちよい
露天風呂ってなかなか開放的なんだぁ(今更・・・)


お部屋もリニューアルしてあり清潔で広々

たまに行くのでついがんばり過ぎて、茹蛸のように真っ赤な顔でお部屋に戻ると、久しぶりの畳にごろんとなるのが気持ちが良く、本を枕にお昼寝・・・


まだ明るいうちからのお夕飯は休日の醍醐味

絵描きの宿 晩御飯


ワインは
'99のサンクレメント、メルロー
リーズナブルなわりに、旨みしっかり渋み抑え目

ディナーで特筆すべきは会津牛の溶岩焼
溶岩石は温まるまでに若干時間がかかるようですが、溶岩ゆえに火が消えても抜群の保温効果
’会津のベコなんだぁ、殺生だなぁ’とは思うのですが、美味は美味
ゴマベースのつけダレも美味しかったのですが、お気に入りはわさび醤油

部屋から煙臭さが抜けるのに時間がかかりそうですが・・・大満足でした

悪くないなぁ、こういうのも
近くても旅は旅だし、旅の準備好きとしては鞄を出してお洋服を考えて、前日から楽しめるし

山下達郎氏を子守唄に転寝している私を横目に
’いいんだよ、寝ていて’と・・・
すべての運転を含めて、今回素敵なプレゼントをしてくれて

’ありがとう’



今回を機に、温泉宿嫌い、返上しようかなぁ